MT4やEAにおけるpipsとは

MT4

FXにおけるpipsとは、「percentage in point」の略称で、FXでは多岐に渡る通貨が使われているためにFX取引通貨の共通単位として使われています。各通貨の単位で表記するとどれくらい値幅が変動したかが比較できないため、pipsという共通の単位を利用して表します。

1pipsがいくらを表すかは通貨によって異なります。たとえば、米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円においては、1pip=0.01円(1銭)を表し、10pips=10銭、100pips=1円となります。pipsを使うことで損益計算もわかりやすくなります。計算式は以下のようになります。

獲得pips(値幅)× 取引数量 = 損益

例)100pips(1円)× 1万通貨 = 10000円の利益

MT4の裁量トレードやEAによる取引でポジションを持った際に、MT4では損益額が表示されますが、それをpipsに変更することも可能です。変更方法は以下の手順です。

MT4の損益額上で右クリックする。
「損益表示形式」→「ポイントで表示」に変更する。

pipsを使うときにはpips幅を損切りの目安とするのはおすすめではありません。取引数量によって金額が上がってしまうため、損失額が大きくなる可能性があるからです。許容範囲の損失額内で取引するようにしてください。

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